--> 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の要約まとめ・書評【何歳でもタメになる】
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『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の要約まとめ・書評【何歳でもタメになる】

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の要約まとめを知りたい
そうし
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はい!年間200冊以上の本を読むぼくが、分かりやすく要約します!

本記事の内容

  • 基本情報
  • 要約・まとめ
  • 書評
  • 読むべき人
  • 読むべき理由

古賀史健氏は発行部数200万部を突破した『嫌われる勇気』を手掛けたことでも有名ですね。

古賀史健氏は出版社勤務を経て24歳でフリーのライターに。

30歳からは書籍の出版を専門とし、現在までに80冊以上の書籍の出版に関わっています。

現在はライター講座なども開催されています。

今回は、そんな古賀史健氏の『20歳の自分に受けさせたい文章講義』を要約していきます。

20歳の自分に受けさせたい文章講義の基本情報

20歳の自分に受けさせたい文章講義

20歳の自分に受けさせたい文章講義の基本情報を見ていきましょう。

書名:20歳の自分に受けさせたい文章講義

作者:古賀史健

出版社:星海社

発売日:2012/1/26

ページ数:280ページ

定価:840円(税別)

古賀史健氏のプロフィール

1973年福岡県生まれ。かねて映画監督を夢見るも、大学の卒業制作(自主映画)で集団作業におけるキャプテンシーの致命的欠如を痛感し、挫折。ひとりで創作可能な文章の道を選ぶ。出版社勤務を経て24歳でフリーに。30歳からは書籍のライティングを専門とする。以来、「ライターとは“翻訳者”である」「文章は“リズム”で決まる」を信念に、ビジネス書や教養書を中心に現在まで約80冊を担当。編集者からは「踊るような文章を書くライターだ」と言われることが多い。

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』は講義形式で書かれています。

第1講から第4講までで構成されており、一貫して”読者のための文章の書き方”を学べますよ。

それでは、本書の要約についてご紹介します。

20歳の自分に受けさせたい文章講義の要約

20歳の自分に受けさせたい文章講義

 

本書を以下の3点で要約しました。

文章のカメラワークを意識する

読者の「椅子」に座る

推敲とはハサミを使った編集である

文章のカメラワークを意識する

本書では以下のように、文章のカメラワークを意識することが書かれています。

  • 文章の導入部分・・・客観(俯瞰)のカメラ
  • 文章の本文部分・・・主観のカメラ
  • 結末・・・客観(俯瞰)のカメラ

それぞれ説明します。

導入部分・・・客観(俯瞰)のカメラ

文章の導入部分では、カメラで文章全体を映す意識で、文章全体の説明をします。

たとえば、この記事で文章の全体を説明しているのは、冒頭の「本記事の内容」という部分です。

スクリーンショット

まずは文章の導入部分で全体像を説明し、読者が迷わないようにします。

本文部分・・・主観のカメラ

次に主観で、自分の仮説や主張を書いていきます。

本記事では「要約・まとめ」や「書評」の部分に当たります。

結末・・・客観(俯瞰)のカメラ

そして最後にもう一度、客観(俯瞰)的な立場に立って、本文部分(主観の部分)をまとめます。

序論・・・客観的な状況(全体像)説明(客観のカメラ)

本論・・・自分の意見や主張(主観のカメラ)

結論・・・客観的な立場で自分の意見をまとめる(客観のカメラ)

これが文章でカメラワークを意識するということ。

文章でカメラワークを意識すると、読者が迷わなくなり、理解しやすい文章になるのです。

読者の「椅子」に座る

文章を書く時には、読者の「椅子」に座ることが大切。

本当の意味で読者の気持ちになって文章を書こうということです。

そして、本当の意味であなたがその人の気持ちになれる読者は、以下の2人だけです。

①過去の自分

②たった一人の”あの人”

①過去の自分に向けて書く

過去の自分が何に悩んでいたのか、どんな景色を見ていたのか。

そんなことを想像しながら、過去の自分に語りかけながら書くのです。

どんな悩みを抱え、どんな言葉を嫌い、どんな言葉に耳を傾け、どう伝えれば納得してくれるのか。

今のあなたは、全て手に取るように分かるはずです。

②たった一人の”あの人”に向けて書く

文章は多数派に向けてではなく、たった一人の”あの人”に向けて書きましょう。

なぜならその方が、多数派に向けて書くよりも結果的に多くの人に刺さるからです。

たとえば、以下の2つのターゲットで「漫画特集」という雑誌を作る場合を考えてみます。

雑誌A

ターゲット:20代~50代

内容:セーラームーン、ドラゴンボール、海猿、君に届け、こち亀特集

雑誌B

ターゲット:友達の佐藤君(少年漫画好き)

内容:ワンピース、ドラゴンボール、ハンターハンター、鬼滅の刃、呪術廻戦特集

多くの方は雑誌Bの方が売れると感じるはず。

なぜなら、たった一人の”あの人”と同じ状況の人は多く存在するからです。

多数派に向けた文章は、結果的に誰にも刺さらない文章になりがち。

反対に、たった一人の”あの人”に向けた文章は、母数こそ少ないですが、結果的に多くの人に刺さるのです。

本当の意味で読者の椅子に座るためのターゲット

①過去の自分

②たった一人の”あの人”

筆者も本書の中で「20歳の自分(過去の自分)に向けて書いた」と言っています。

推敲とはハサミを使った編集である

推敲は一般的に、単語や句読点、文末をチェックしたり誤字脱字を直す作業だと思わています。

もちろんこれらも正しいのですが、本書では推敲=編集。

推敲とは「無駄な文章はハサミで切るように大胆にカットする」とされています。

多くの書き手は、自分が一度書いた文章を消せません。

なぜなら「もったいない」と思ってしまうから。

しかし、読者には書き手の努力など関係ありませんよね。

読者は「無駄な文章が多いな」と思えば、読むのを辞めます。

読者の離脱を防ぐために、文章を大胆にカットする勇気を持ちましょう。

20歳の自分に受けさせたい文章講義の書評

20歳の自分に受けさせたい文章講義

次に『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の書評です。

基本から応用まで学べる

経験と論理に基づいた文章

基本から応用まで学べる

本章では文章の基本から応用まで学ぶことができます。

前半は句読点についてや、ひらがな、カタカナ、漢字のバランスなどについて。

後半は「読者の目線に立つには」「よりよい文章に仕上げるには」などについても触れられています。

文章初心者にも、経験がある人にも読み応えのある内容ですよ。

経験と論理に基づいた文章

本書では、筆者の15年の経験に基づいて「いい文章の書き方」が論理的に書かれています。

論理的とは「こういう理由があるから、こうすればいい文章になる」ということ。

感覚的にいい文章を書く方法」や「実績のない文章術」ではありません。

全てが筆者の経験と論理に基づいて書かれています。

実際に筆者自身がベストセラーを書いているので信頼感がありますよね。

20歳の自分に受けさせたい文章講義を読むべき人

20歳の自分に受けさせたい文章講義

ここまで要約・書評を書いてきました。

続いて、20歳の自分に受けさせたい文章講義を読むべき人を紹介します。

  • 文章を書こうとすると止まってしまう人
  • 自分の気持ちを上手く文章にできない人
  • 読者に寄り添った文章を書きたい人

文章経験が浅く、文章の書き方を習ったことがない人は全員読むべきです。

読んで復習すると、あなたの文章は「伝わらない文章」から「伝わる文章」へレベルアップします。

本書1冊で文章の基本から応用まで学びましょう。

20歳の自分に受けさせたい文章講義を読むべき理由

20歳の自分に受けさせたい文章講義

20歳の自分に受けさせたい文章講義を読むべき理由は以下の通りです。

15年の経験が詰まっている

いい文章を書けない理由が分かる

それぞれ解説します。

15年の経験が詰まっている

本書には作者の、15年間のライター経験が詰まっています。

今も第一線で活躍するライターの経験を、数時間で学ぶことができますよ。

いい文章を書けない理由が分かる

当然だと言えば当然なのですが、いい文章を書く方法を知る=いい文章を書けない理由を知ることです。

もし今「なぜ自分はいい文章を書けないのか分からない」という人はぜひ読んでみてください。

まとめ

山積みの本

今回は『20歳の自分に受けさせたい文章講義』について、要約・書評を見てきました。

いかがだったでしょうか?

筆者の15年間の経験と知識が凝縮されている内容です。

内容が濃すぎて、本記事内で紹介しきれなかった部分もあるので、文章を上達させたい方はぜひ読んでみてくださいね。

今回は以上です。