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本の要約まとめ

『予想通りに不合理』の要約・まとめ【無意識に操られている】

『予想通りに不合理』の要約・まとめが知りたい
そうし
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年間200冊以上の本を読むぼくが、分かりやすく要約、書評します!

『予想通りに不合理』では、一見合理的な選択をしている人間の不合理さが、実際の研究で証明されています。

本記事の内容

  • 基本情報
  • 何が書かれているの?
  • 読むべき人
  • 要約
  • 書評
  • まとめ

『予想通りに不合理』は、イスラエル人の行動経済学者ダン・アリエリー氏の本です。

ダン氏は18歳の頃、事故で全身の70%に三度のやけどを負ってしまいます。

しかしこの事故が原因で、ダン氏は行動経済学に興味を持つようになります。

本書内ではこのようなダン氏のエピソードも詳しく紹介されています。

そんなダン氏の『予想通りに不合理』の要約・まとめを見ていきましょう。

予想通りに不合理の基本情報

見開きの本

まずは基本情報を見ておきましょう。

書名:予想通りに不合理

作者:ダン・アリエリー(行動経済学者・心理学者)

翻訳:熊谷淳子(翻訳者)

出版社:早川書房

発売日:2013/8/23

ページ数:496ページ

価格:990円(税込み)

ダン・アリエリー氏の経歴を紹介します。

行動経済学研究の第一人者。デューク大学教授。ノースカロライナ大学チャペルヒル校で認知心理学の修士号と博士号、デューク大学で経営学の博士号を取得。その後、マサチューセッツ工科大学(MIT)のスローン経営大学院とメディアラボの教授職を兼務した。また、ユニークな実験研究によりイグ・ノーベル賞を受賞している

出典

予想通りに不合理には何が書かれているのでしょうか。

予想通りに不合理には何が書かれている?

開いた本

予想通りに不合理には「人間を動かしているものは何か」というのが書かれています。

たとえば、無料の驚くべき効果や、人が性的興奮している時の不合理さです。

普段合理的な判断をしていると思っているあなたも、知らないうちに不合理な行動をしているかもしれませんよ。

予想通りに不合理を読むべき人

本を読む人「予想通りに不合理」は以下のような人にオススメです

  • 生活や仕事などの様々な疑問を解消したい人
  • 人と経済(お金)の関係を知りたい人
  • お金で失敗したくない人

それぞれ解説していきます。

生活や仕事などの様々な疑問を解消したい人

普段の生活や仕事の中で疑問に思うことへの答えが、見つかるかもしれません。

なぜなら、お金や普段の生活のことなど、様々な分野での人間の不合理さが紹介されているからです。

よくよく考えてみるとおかしなことや、あなたが普段疑問に思っていることへの答えが見つかるかもしれませんよ。

人と経済(お金)の関係を知りたい人

先ほど「様々な分野」と言いましたが、多くはお金と人に関してが書かれています。

お金がどのような影響を人に与え、どのように人を動かしているのかを知ることができますよ。

お金と人に関しての問題に興味がある方にはオススメです。

お金で失敗したくない人

全ての人がお金に関して「自分は合理的だ」と思っています。

しかし、知らず知らずのうちに周りの環境や、企業の戦略にハマっているかもしれませんん。

たとえば、真珠に価値があると決めているのは誰ですか?

なぜ真珠は高価で価値があるのでしょうか?

キレイだから?もちろんそうではありません。

意図的に真珠の価格を上げてる人達がいるのです。

経済の仕組みを学んで、お金の失敗を減らしたい人にもオススメの内容です。

予想通りに不合理の要約

たくさんの本

次に『予想通りに不合理』の要約を見ていきましょう。

  • 経済学+心理学=行動経済学
  • 人は価格や言葉に踊らされている
  • 人間は予想通りに不合理

それぞれ解説していきます。

経済学+心理学=行動経済学

本書のように、お金と人の行動を研究する学問は行動経済学と呼ばれます。

一般的に経済学では「人はいつでも合理的である」という仮定をもとにしています。

しかし、実際に人がお金と接する時は、人の感情が影響します。

人の心理状態や感情を考慮した経済学が行動経済学なのです。

たとえば、車にガソリンを入れる時、少し遠くても1円安いガソリンスタンドに行きますよね。

この時に節約できるのはせいぜい30円~50円くらいでしょう。

では、あなたは200万円の車を買う時、少し遠いけど50円安いディーラーに行きますか?

ほとんどの人は行きませんよね。

しかし、考えてみると節約できる金額は同じ50円。

これが人間のお金における不合理さの例で、お金の価値は相対的に変化するのです。

本書ではこのように、人間の心理状況と経済を合わせた研究が数々紹介されていますよ。

人は価格や言葉に踊らされている

3つ買えば1つタダだから」と何かを買った経験はありませんか?

購入後一回も使っていないセール品はありませんか?

少なからずあると思います。

人は簡単に、価格や言葉に踊らされてしまいます。

気づかないうちにあなたも、損しているかもしれませんよ。

人間は予想通りに不合理

人間は予想通りに不合理です。

1つ面白い実験を紹介します。

実験①:男子学生に、性的興奮している状態を想像してもらいながら質問をする

実験②:実際に性的興奮している状態(自慰行為中)で同じ質問をする

質問:コンドームを取りに言っている間に相手の気持ちが変わるかもしれないと思っても、コンドームを使いますか?

質問は対面ではなくパソコンで自動的にされています。

結果①(非興奮状態):コンドームを取りに行く人86%

結果②(興奮状態):コンドームを取りに行く人60%

つまり、非興奮時には「コンドームをつける」と回答した人の26%は、興奮時にはコンドームをつけなくなる可能性があるということです。

実験結果を見てどう思いますか?

そりゃそうだよな」と思った方が多いのではないでしょうか。

そうなんです。人間は『予想通りに不合理』なんです。

予想通りに不合理の書評

本を読む人以下の3つの点で、個人的な意見も交えて書評していきます。

  • 内容に信頼感がある
  • 実用的に活用できる
  • 誰にでもオススメできる

それぞれ見ていきましょう。

内容に信頼感がある

本書の内容には信頼感があります。

なぜなら、実際の研究がいくつも紹介されているからです。

同じテーマで複数の研究が紹介されていることもあります。

違った角度からのアプローチもあり、信頼できますよ。

実用的に活用できる

本書の内容は実用的です。

なぜなら行動経済学は、普段の生活に最も関係のある分野の1つで、全員に関係があるからです。

本書の内容は、誰もが普段から経験していることばかり。

そのため、読んだあとすぐに役に立つ内容もありますよ。

誰にでもオススメできる

本書は誰にでもオススメすることができます。

なぜなら、行動経済学は全員に関係があるから。

そのため、ビジネスマンだけではなく、主婦や学生にもオススメの内容です。

「行動経済学」と聞くと難しく聞こえますが、本書の内容は難しいものではありません。

お金と人間の心理に興味がある人には、ぜひ読んでみて欲しい内容です。

まとめ

山積みの本

今回は『予想通りに不合理』の要約・まとめを見てきました。

いかがだったでしょうか?

人間は不合理な生き物です。

それも「予想通りに」。

本書を読めば、人間の不合理さが良くわかりますよ。

ぜひ読んでみてくださいね。